ショールーム日誌

2004/02/28 -2月19日は、忙しい一日だった。-

 ①午前中にいらしたのは、1月29日にダイヤモンドを購入してくださった人であった。その時、付き添ってきたご主人の仰言るには、31歳の娘さんをガンで亡くされた後、奥様は落ち込み、ことあるごとに泣いておられ、元気をなくしているということであった。

心配した知人が、不思議な力のあるダイヤモンドを紹介してくださったとのこと。にわかに信じられるものではなかったらしいが、とにかく正直なところ救われるならば何でもいい、という気持ちでいらっしゃったとのこと。確かに顔色は優れず、身体中が陰の気に成りきっているようにお見受けできた。 
いつものように、たくさんのダイヤモンドから奥さまを癒すダイヤモンドを選ぶわけだが、ぴったりのダイヤモンドが決まったとき、積極的に話さなかった奥さんが反応した。
「これは、他と違ってまるで違和感がありません。とても気 持ちがいいです。」と。

感じられる人だったのである。この瞬間、頬に笑みが浮かび、和んだ。お別れする時に、
「悲しんではいけませんよ。と言われても無理でしょうが、向こうに帰る時期は魂が決めて来るらしいんです。だからいま最も大切なことは、魂となったお嬢さんの気を引っ張らないことです。悲しんでいる姿を見ているお嬢さんの魂は、お母さんが心配で光の世界に上がれないんですよ。だから、もう大丈夫、と前向きに明るく言動で表してやってください」
とお伝えしてお別れしていた。

至急に加工をして、お手渡ししたのが、2月5日。即ち、この日は2週間が経過した日であった。途中に一度電話があって、左の腕が重くて痛む、何かダイヤモンドとの関係ですか? との相談だったので、男性のご先祖さまかれしれませんが何か気がついてほしいことがあるようなのですが、お墓参りはしていますか? とお答えしていた。

この日やって来た奥さんの表情を見て驚いた。劇的に顔色が変わっている。色艶も良くなっている。何よりも、気持ちが陽に変わって、見るからにお元気になられていた。そして、喜びの報告がつづいた。
「お蔭様で、心晴れることがありました。ダイヤモンドを付けて次の日に起こったことです。前から整体師の方から、小さい頃亡くなった姉が気になるからと、お墓参りを勧められていましたが行けずに居たところ、叔母の7回忌で行くことになりました。その日、実はダイヤモンドに白い薄い膜がかかったように見えて、輝かないのです。洗っても変わらない。
電源も色々変えてみても、変わらない。どうしたんだろう、と思っていました。

それがお墓での法要中のことですが、姉の墓標に目をやった時でしたが、どこからともなく、“ありがとう”という声が聞こえたような気がして、涙が溢れてきました。自分が泣きたい、という感じはまったくないのに……。
姉は、三歳の時交通事故で亡くなりました。私のおむつにも気を使ういい子だったそうです。事故の後も、運転手さんを労るように、“こんな所で遊んでいてごめんなさい。”と謝って亡くなったそうです。この時、私のことを気にかけてくれていたんだなぁ、と思えてうれしく感じるとともに、気がつくのが遅くなったことを謝れてホッ、としました。そして次の日に気がついたんです。白く膜が張ったようになって輝かなかったダイヤモンドがキラキラ輝いているのです。紫にも輝きました。不思議なこともあるんですね……。」

いいお話であった。ダイヤモンド選びをしたときに、違和感がない、と仰っていたことをつなぐと、ダイヤモンドと奥様が完全に一体になっておられ、微細なエネルギーを感じられるように、ダイヤモンドが受けている、と思った。心をも映しているのだろう。またお嬢さんとのことも、見事に克服されて元気を取り戻していた。

ショールームで知り合った霊的なことの分かる人に、腰が重くて痛いので相談したところ、亡くなられたお嬢さんがぴったり付いて、お母さんと一緒に仕事をしている、と言われて納得できたこと。さらに御縁の会った霊能者には、31年前誕生の時、春に生まれた子だったので、庭に小さな桜の木を5本植えたのだそうだが、いまは大きな木になっていて、その真ん中の木に、精霊が宿っていて、ご夫妻を見守っていると言われてうれしかったとのこと。今年の一周忌には、この桜の木の下で供養をすることにしたこと、などを、明るく、陽気に伝えてくださった。

短い間に、元気になられただけではなく、魂との関係でも前向きに、積極的になられていて、本当に良かったと思った。
それにしても、早かったなぁ。シャーリー・マクレーンがこのダイヤモンドを観て言っていたように、確かにこのダイヤモンドを持つと、必要なことがどんどんと起こる。起こった時に、何故なのか分からなければ、混乱もする。しかし、我らすでに18年、一歩もここを動かずに、色々なことを体験しつづけている。ひとまず安心して、ご相談くだされば幸いである。

②午後一番で訪ねて来たのは、ダイヤモンドをお持ちいただいてすでに10年以上も経つ女性だった。数日前に突然の電話で会いたいという。ダイヤモンドをはさんで、長い付き合いが生まれる。このダイヤモンドは、ただ売りました、買いました、というレベルのものでは、つくづくないなぁ、と思う。久しぶりの再会である。

いきなり、「離婚しようと思うのですが、田村さんに聞いてからと思いまして……」という。普段身の上相談をしているわけではない。長い付き合いからの相談である。
「もう、駄目なんです。駄目おやじなんです。先が見えているのに、まったく手を打たないんです。いま一日千円とか、数千円単位貰うだけで、どうしようもないんです。事業の方も例えば、毎月売上が20万しかないのに、50万もの仕入れてしまう。もう後一ヶ月、あと一ヶ月で駄目、という状態がずっとつづいているんです。いま手を打たないと、すべてが無くなるんです。だから、せめて離婚だけでもいましたいんですけど……。」

色々とさらに聞き出してみた。ご主人は、サラリーマン退職後小さなスペースで小物屋をしているという。勤めをしている間は、本当に自由に生きられ、毎年海外旅行もしていたが、自分で事業をしてからは、ずっとジリ貧。あまりのだらしなさに、最近では経理まで握って締めつけているという。
さらに主人が家に帰ってからは、何かと責めつづけていて、もう自分も嫌になってきた、という。ご主人は、家でくらいはゆっくりさせてくれよ、というけど、そんなこと言っていられないから、どうするのよ、と毎日始まる。もう限界なのだ、という。

こりゃ大変だ。いずこも男受難の時代である。じっと彼女の「素」を観る。私に吐き出して甘える意識もあるだろう。ならば言いたいことを言い切らせればいい。しかし、それにしても、エイトスターの貴重な中庸のエネルギーを無視して、自我の世界まっしぐら。どんなに癒しのエネルギーが体内を調整していても、お構いなしのさらに強い自我のエネルギーが爆発しては、ダイヤモンドのエネルギーも効き目は引っ込む。いやはや勿体ない。

「すごい時計してるじゃん。ダイヤモンドもしてるじゃん。
きれいに着飾って相変わらずに美しいじゃん。何も質入れしていないし、売ってもいないじゃん。前に比べて、自由に出来るお金が少なくなっただけじゃん。18年、ご主人はあなたたちを守りつづけてきたじゃん。これからもそうしていこうとしているじゃん。男は、何とかしようとしているじゃん。
そこに、あなたが首を突っ込んで、あれこれ言ったら、男のやる気はなえていくだけだよ。家でもどなりちらしていたら、男はますますやる気をなくしてしまう。もう一度、可愛い本当の女性、受け入れる女性に戻れよ。彼が可哀相だよ。
もう会社のことに口を出すなよ。家では、愚痴をいうなよ。
楽しい、中庸のエネルギーになりきれよ。そして、何よりも小物屋ならば、何か特長を出すように考える側に主婦の目で立ちなよ。例えば、50‘sのものを店の一部に置いたらいいと思わない。砂糖に、塩に、うどんに、折角エイトスターで見つけた中庸の、安全の、これ以上のエネルギーのものはないものを推薦しているじゃない。そんなコーナーをあなたの視線で設けるようにしたら、店も変わらない? そういう役ならばご主人の店に関係してもいいよ。いまの段階は離婚なんて、とんでもない。今回は、あなたの負け。初め聞いた時には離婚もいいかなぁ、と思ったけれども、40過ぎて子供を守りながら女が働くなんていまさら大変なことなんだから、駄目おやじを信頼して、自分は自分の役目を果たす。それが今回の答え。第一、ダイヤモンドの導きに合っていないよ。
ダイヤモンドの静かなエネルギーまで、気持ちを降ろす。ということは、中庸になるということ。すなわち、自我を引っ込めて、自然の流れに任せる。それが出来る人だったじゃない。いまの苦境で心がずれて、苦しんでいるの。だから、あなたが真ん中に戻ったら、サムシング・ニューが起こるよ。
自然に導かれるよ。大丈夫だから、信頼一番だよ。」

 感情が沸き上がって、頂点近くまで来ていた。絶えず外からの情報で人は変わる。18年を越えた夫婦。一つの分岐点に差しかかっていた。最後に、落ち着いた意識は、まるで憑き物が落ちたように穏やかなエネルギーとなって帰られた。
自然の導きを曲げてしまうのはいつも、欲望や感情に引き回された自我。そこからどんどんと深みに嵌まって行って、ネガティブな人生にまっしぐらとなる。みんなそうなんだなぁ、と見送った店内は、混んでいた。

 一人の男性がウロウロしていて、対応するスタッフがいない。止む終えず、私が声をかける。50‘s商品をお求めに来たのだが、6年ぶりと言う。ダイヤモンドを洗っていただけますか、というので洗いました。それが、輝きの元、肝心要の裏側に、びっしりと汚れがこびりついていて、何回洗浄しても落ちない。可哀相なダイヤモンド、さらに洗うも落ちない。見かねた社員が、「これは、これしかないのです」と言って、爪楊枝を出して、まるでカサブタのようになった裏側の汚れをきれいに落とした。輝きは、戻った。さて、

「ダイヤモンドを付けてから、何かありましたか?」とお聞きした。答である。
「それが不思議なことがつづきまして、本当にみなにも不思議がられていることがあるんです。あの地震に神戸で合いました。無事でした。その後、会社が倒産しました。これは連続して起こりました。しかし何も就職の運動をしないのに、
すぐ次の職場が決まりまして、給料などもほとんど変わらずに生活が出来ていまして、ありがたいと思っています。何でだか分からないのですが、自然にそうなって行ったんです。
何も自分からは動いていなかったんですが……。」

 さっきの女性とはまったく逆の生き方をしている人を、このタイミングで天が見せてくれている、と思った。穏やかな、何も頓着することはない、というほどの落ち着いた人であった。
「彼女も、この人のように生きれば、自然に一番いいように導かれるのになぁ……。慌てることなんてないのに、旦那を信じきるという自分の役目を果たしていればいいのに……」
と改めて彼女を思いながら、願った。

③今日も、たくさんのダイヤモンドの中から、本当の一つを選べたお客さまがいた。ダイヤモンドの一つ一つが、微妙に違ったエネルギーを、“真実”発している。ここまでやるか、というダイヤモンド選び。
購入者のちょっとややこしい、簡単には消しきれない気の状態の人のダイヤモンド選びには、大変な労力と時間がかかる。不思議なダイヤモンドと人の気の関係である。でも、これが我々エイトスター・ジャパン・ダイヤモンドの使命だと思えば、何もいとわない。そして、喜んでいただけたならば、本当に良いものを持ってくださったことに、当方からまずは感謝。
そして、最初の方のように、使用後の報告に訪れる方が多々ある。持つ人に、必要なことを起こすダイヤモンド。
普段は、静かに輝いているだけなのに、その時々に動く。それを感じ取る。そして、人が未知の世界を一つ開く。次から次へと、導きはつづく。
 ありがとうございます、ダイヤモンドさん。ありがとうございます、見えない世界さん。いつかは、「ダイヤモンドを持ったのですが、私には何も起こらないのですが……」という人たちへの答を書いておくことにしよう。何も起こらないことが何よりな理由を……。

店内は、木曜会(毎週6時半から8時)に参加する人たちでごった返していた。素晴らしい講師さんとお客さまとの結びを始めて早8年。本当に毎週為になる会ではあります。 
今回は、人生相談のように見えてさにあらず。自然の流れに乗ることと、中庸のエネルギーに自分を合わせていく大切さのショールーム日誌となりました。

みんなどんどんと意識を広げ、このひとときが幸せ感一杯の人生になることを祈念して、締めることにいたします。ありがとうございました。

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