ショールーム日誌

2015/05/05 失ったモノが気が付かせてくれたこと

あるご夫婦がエイトスターのペンダントを持ってショールームを訪れました。

ご主人様のプラチナ輪宝デザインに留めているダイヤモンドの状態を見て欲しいということでした。

輪宝はビックリするほど変形していて、 ダイヤモンドを留めている爪は何とかダイヤモンドが落ちずに引っかかっている状態。 そして、ダイヤモンドがおさまった部分の台は歪み陥没して、 ダイヤモンドのテーブルがギューと押されて輪宝に埋まってしまっている、 とてもいびつな形になっていました。

仏陀のシンボル像と言われ太陽を表す「輪宝」をデザインしたそれは、 円の中央から外に向かって八本の矢印が均等の間隔で施されています。 その、中心にダイヤモンドがおさめられているのですが、 ダイヤモンドの高さ分だけ窪みに押し込まれ、陥没したといった状態でした。

何があってこのような状態になるのだろうと伺ったお話はとても感動的なご体験でした。

そのペンダントの持ち主であるご主人様は、 エイトスターを着けるようになって6年目。 もともとは、エイトスターを信頼して身に着けてくださった奥様の、 “どうしても家族にも身に着けてもらいたい” という強い希望で選ばれたエイトスターでした。 ですからご主人様としては何の気なしにつけていたそうですが、 ある日紛失してしまったのです。

実はその頃、ネックレスの引き輪箇所が緩んでいて、 5~6回ほど何かの折に外れたりしていたそうです。 しかし気にもせず、そのままにしていたら、ある日首からなくなっていました。 仕事が終わった帰宅途中で気付き、朝は確かにあったので、 その日に仕事で行ったすべての場所を探し回ったそうです。 主に自動車での移動なので、走ったすべての道を戻り、 自動車を乗り降りした道路もくまなく探しましたが見つからず、 大変気落ちして帰宅されたそうです。

あまりの落ち込む様子を見かねた奥様が奮起されて、 翌朝は6時に起きてご主人と一緒にもう一度探しに出ました。 するとなんと、最初に探しに行った道路に落ちていたのです!! ダイヤモンドは地面側に伏せていて、 おそらく自動車に踏まれてしまったのでしょう、 土台が大きく歪んでしまっていました。 とにもかくにもまずは奇跡的に見つかったことに驚き、 二人で手を取り合って号泣されたとのことでした。

「最初はただ着けているだけだったのに、 失くしてみたら、こんなにも自分にとって大切なものに なっているとは思わなかった。 これから大事に着けさせていただきます」とご主人様。

手元に戻った輪宝は、ご来店されるまでの間、 自宅でご自分の写真の上に大切に置いて、 「本当に、よく帰ってきてくれたね~。ありがとう。」 と優しく語りかけていらしたとのこと。 ダイヤモンドが欠けたり割れたりしていないかとても不安だったそうですが、 確認したところ、ダイヤモンドにはこすれたような形跡もなく、 何の問題もありません。本当に奇跡のような状況でした。

ダイヤモンドの特性は、衝撃で欠けることがあっても、重圧には強いのです。 台も、一旦石をはずして平たく形成し、 ダイヤモンドを留め直しすることになりました。 そして、修理を終えて戻ってきた輪宝ペンダントは、 新品さながらに光っており、お二人ともたいへん喜んでくださいました。

 納品時のお話ですが、実は、失くしたエイトスターが戻ってきてから、 そして、写真に乗せて語りかけるようになってから、 仕事がとても上手くいくようになったということでした。

 奥様の夫を思う心遣いから始まったストーリー。 言われるままに片時も離さず身に着け続け、 知らぬ間に何かが変化したご主人様。 奥様の願ったとおり、ご主人様の心に幸せを呼び込み、 同時にお仕事も呼び込んでくれていたそうです。 エイトスターの語りかけ(働き)に 耳を傾けるご主人様の純粋さが起こした奇跡かもしれません。

エイトスターに関わる者として、たいへん嬉しく、 示唆にとんだ、心温まるお話でした。

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