相性研究ニュース

生まれつづける“話題商品”

次から次へと生まれつづける“話題商品”。今回は以下のものをピックアップしてみました。

1)コンビニでも売っているお手軽で品質が良さそうな「栄養機能 食品」のお菓子2)ダイエットで話題のカテキン豊富、「特定保健用食品」、花王「ヘルシア緑茶」3)価格的に安いえんどう豆で作ったビールもどきサッポロ「ドラフト・ワン」4)整腸作用だけではない、と話題の乳酸菌の代表「ヨーグルト」

1)最近コンビニでも急に増えてきた「栄養保健用食品」とうたわれた商品たち。これは、特定の栄養成分を含むものとして、厚生労働省が定める基準に従い特定の栄養成分の表示を許可されたもの。(ビタミン類12種類とミネラル類2種。但し、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません、の注意書きの要あり)表示されている食品の種類は多岐に渡りますが、今回はスーパーやコンビニで売っている子供が食べるお菓子に限ってみました。(被験者は全て成人ですが……)ショックなのは、乳幼児向けのお菓子がかなり悪い数値であること。その中で「サンリツの源氏パイ」はなかなか良い数値でしたが、多数の方を測定してみるとかなりバラつきが出てきました。特定の栄養素だけを強化しただけでは、人間の身体にとって中庸にはならないのですね。厚生労働省の許可といっても、そのものの持つエネルギーなど考えもつかない世界ですから、私たちは幸いです。せめて、オール50ではなくても、中庸の範囲(48~52)のエネルギーのものを摂りたい、摂らせたい、と思います。たとえ、お菓子といえども……。家庭で手作りできるなら、最高。何を作るにも、調味料は、オール50のものを使って……。塩は「粟国の塩」。砂糖は「イキな果和糖」か「喜界島の粗糖」。

※厚生労働省許可の保健機能食品とは、平成3年に制度化された個別許可型の「特定保健用食品」と「栄養機能食品」とがあり。1)の源氏パイなどは、ある一定の栄養素を強化した栄養機能食品。2)のお茶は、食生活において特定の保健の目的で摂取する者に対して、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨を表示する食品で特定保健用食品。

2)以前「お茶特集」の時に、コカコーラ社の「まろ茶」を推奨いたしましたが、今回は今話題の「カテキン」成分の多い「花王ヘルシア緑茶」を調べてみました。他のお茶より半分の量で40円高い。それでも売れる、厚生労働省認可の新製品。特定保健用食品に指定。体脂肪が気になる方に……、と宣伝出来るお墨付き商品。カテキン含有茶数あれど、これは、強い売り文句。さぁて……と、なかなか、全員良いとはなりにくいようですね。でもね、でもですが、良い数値になった方にはごめんなさい!比較的ふっくらなさっている方、体脂肪が標準より上回っていそうな方には、良い数値になっているように思えたのです。ヘルシア茶1本340mlに対して588mgのカテキン含有。1日1本12週間でダイエット効果が出るそうなので、茶葉を急須で入れた場合、湯のみ1杯120mlの中にも80mgのカテキン含有。毎日7杯相当の緑茶を3ヶ月飲みつづけて、うたい文句を試すのも良いのではないでしょうか。体脂肪が気になる方、トライしてみませんか?*カテキンとは緑茶の渋み成分ポリフェノールの一種で、主な働きは殺菌作用。最近は人に対する体脂肪低減効果も明らか消臭作用・活性酸素除去・コレステロール・血糖・血圧上昇抑制等々)

3)ビールを越えての人気商品の発泡酒も、ついに税金がかけられて、ビールとの価格差は縮まりました。そこで考えられたのが税金非対象素材で作られた、まったく新しいビール、ならぬ麦芽や大麦が入っていない「雑酒」。耳慣れないアルコール飲料ですが、価格的に発泡酒よりも10円ばかり安いということで、急上昇中の「ドラフト・ワン」。苦味も少なく飲みやすい、もし数値が良いなら女性もお父さん族もニッコリですが……。う~ん……、やっぱりエネルギー的には、とても推薦出来るものではありません。実は、えんどう豆から作られた、新発明のなんちゃってビール。美味しいらしいのですが、原材料は、ホップ・糖類・エンドウたんぱく・カラメル色素・炭酸ガス含有。エネルギーを悪くしているのは、やっぱり「糖類」なのでしょうか。この糖類、お米やトウモロコシ等のでんぷん質を分解して糖類にし、味をビールに近づけたもの。砂糖等とは違う成分だそうですが……。えんどう豆は、大豆より脂肪が少なく遺伝子組み換えの心配が無いという事で決定された、なかなかの企業努力商品。でも、エネルギー的には残念。以前ビールを特集した時は“ビール好きな方”には、それぞれのビールが良い数値になったのですが、今回は相性の良い人なし。エネルギーが良いもの=身体に良いものなのだから、どうしても飲みつづけたいならば、ちょっと価格高めでも、「恵比寿ビール」「銀河高原ビール」。好きなものを飲んで、身体が安らぐ。病気になったら、ちょっと高め分ではすみませんからね……。

4)お気づきですか、スーパーやコンビニに並ぶヨーグルトのパッケージに書かれたアルファベットを……。(LG21・LC1・LS1・BB536・BE80・GG)これらは生きたまま腸に届き、健康に良い作用をもたらす細菌「プロバイオティクス乳酸菌」の種類名。今や整腸作用だけでない新たな力「予防医学」を持った乳酸菌。その種類を示していたのです。今回はスーパーやコンビニで購入可能で果物などは入っていない「プレーン」に限って測定してみました。

小岩井無糖・小岩井KW乳酸菌・明治LG21・チチヤス・タカナシ美味・タカナシ植物繊維たっぷり・ヤクルトソフィーレ・オハヨージャージ牛乳ヨーグルト・メイトー無脂肪ミルクカルシウム・ブルガリア・ビヒダス・全農生きて届けるビフィズス菌・ホーライ千本松牧場・ソヤファーム豆乳で作ったヨーグルト。数値は、とても良くなる方・とても悪くなる方、両極端にはっきり分かれたようです。

数値の良し悪しは原材料の違い(生乳・豆乳、加糖・無糖、乳酸菌の種類・ゼラチン入り・無し)等では特に格差は見られませんでした。以前「乳製品シリーズ」として牛乳・ヨーグルト等を検証した時にも特に推奨する商品は見あたりませんでしたが、これはいったいどうしてなのでしょうか?そもそも人間の腸の中で活躍する腸内細菌の重さは何と1kgにもなるそうです。もちろんその中には身体に良い作用をしてくれる「善玉菌」と害を与える「悪玉菌」とが存在し、善玉菌が悪玉菌を抑え、さらに様々な病原菌と戦うことで、人間の健康を維持してきたのですから、乳酸菌を必要としない人間はいないはず……。そこで、木曜会の講師をお願いしている分子栄養学の専門家、山田豊文先生主宰の杏林予防医学研究所にお聞きしてみました。「確かにヨーグルトの乳酸菌の効用は多岐にわたり素晴しいのですが、その反面動物性タンパクと言うことで弊害もまた大きいのです。その弊害とは、まず日本の牛乳も健全な牛から搾乳されているのかがまず疑わしい事や、高たんぱく質の摂りすぎによる害は、骨がとけることやアレルギーの要因、ガラクトース(単糖質で糖鎖の一つ。代謝出来ないと、血中に溜まり、さまざまな機能障害となる)の蓄積は特に白内障の原因等々、たんぱく質を分解しにくい心臓病の方には特にお薦めできません。」ということでした。分かった!多くの智者が言っているように「身土不二」!!つまり、もともと日本人は乳製品を食べる習慣がなかったから、長い腸を持つ日本人の身体には動物性タンパクでの乳酸菌摂取では負担がかかり過ぎ、毎日食べる食材としては不適当だったわけですね。それはなんと、「味噌・醤油・ぬかみその漬け物・日本酒」など。そして、韓国の名品「キムチ」発酵キムチは特別。キムチと納豆を混ぜて一晩寝かせたものは、美味しいですよ。日本人(東洋人)が、より穏やかに効率良く「乳酸菌」を摂るためには、古来伝わる植物性発酵食品こそが一番!だったのです。ヨーグルトには、たった数種の乳酸菌しか入っていないのですし……。そもそも、乳酸菌とは糖を発酵し、乳酸などの有機酸(動植物がつくる酸)を生成する菌のこと。ヨーグルトでなくてはならないことはなかったのです。“ディスカバー・ジャパン!”私たちの住んでいるこの国の素晴らしい食材をもっともっと学び、日々の食卓に活用したいものです。今号では、今話題の商品を色々検証してみましたが、全てお薦めの商品はありませんでした。一億総健康時代といわれる現在。売る側からは、手を変え品を変えの商品が次から次へと売り出され、その中から何を選び、何を家族の為に提供するかはとても混沌としている今日この頃。私たちにはEAVという確かな測定器が身近にあることで、“中庸”という身体に優しく安心な商品を見極めることが出来ます。感謝ですね。

これからも心豊かな生活を広げてのいくために、色々測定していきたいと思います。どうぞ皆様も土曜会に参加して一緒に楽しみながら色々学んでいきましょう。

栄養保健用食品
eiyou

ヘルシア緑茶
herusia

ヨーグルト
yo-gurut

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