相性研究ニュース

乳製品特集

目に見えるものを食べていながら、目に見えないものに影響を受けている私達。現代、母乳には素晴らしい栄養素だけでなく、ダイオキシンや添加物なども濃縮されて含まれてしまうので、母乳を4ヵ月でやめたほうがよいという説がある程、人体汚染が問題になっています。今生きている私達はもちろん、次世代に与える作用は、やはり大きなものがあると考えられます。今回の相性研究所では、母乳に代わるものとして粉ミルクを調べてみました。そして、それをきっかけとして乳製品全般を測定してみることになりました。まずは粉ミルク(表1)から。代表的メーカーを色々調べた結果、オール50のものは見つかりませんでしたが、まずまず安定しているものは、「明治ステップ」と「明治ほほえみ」。不安定な数値のものは「M社チルミル」と「Y社すこやか」。やはり成長段階の中でも重要な時期にあたる乳幼児の細胞は活発に分裂を繰り返し、周りの環境を素直に取り入れながらすくすく育っていきます。様々な理由で赤ちゃんに母乳を与えることができないお母様方には、「明治ステップ」と「明治ほほえみ」でしたら、気的にはまず大安心です。栄養バランスが良いという点で、大人にもいいですね。食糧備蓄ラインナップには入れておきましょう。

それでは、乳製品の中で人にやさしい商品は他に何かあるのでは?ということで、バター類を測ってみました。数値がほとんどの方にとって良かったのが、高価なのですが「カルピスバター」。次に良かったのが「明治十勝バター」でした。牛乳は、静置しておくとクリーム状に脂肪層が浮いてきます。このクリームを強くかき混ぜてかたまり状にし、さらに練り上げたものがバターになります。バターは乳脂肪を80%以上使用し、水分は17%以下の含有ということが、厚生省の基準で定められています。ほとんどの方に数値の良かったカルピスバターの製造過程をメーカーさんにうかがってみると、良質な牛乳の脂肪層を分離させると、すぐにバターへの製法にとりかかるそうです。そして、他社さんから比べると水分が少なくできています。混じりけがない純粋な仕上がりということでしょうか。カルピスバターはパンにぬったりお菓子を作ったりするとき、常温に戻さないと使いにくい面がありますが、これがおいしさと数値の良さの秘密かもしれません。マーガリンはJAS規格で定められており、油脂含有率は80%以上、その油脂もさまざまな種類のものがあり、さらに他に水、乳化剤、副原料を加えて乳化し、製造されています。表2のように良くない数値は、乳化剤、副原料などが添加されていることが原因と考えられます。

巷の説には、マーガリンのほうが低カロリーで、良いと言われたりもしますが、身体にとって余分なものが含まれすぎるため、物質的な面からも良くない影響がありそうです。その中でも小岩井マーガリンだけは、まずまず良い結果となりましたが、やはりマーガリン、ショートニングは自然界に存在しない分子構造だそうですから、とらないほうが良さそうです。数値の良いバターは、マーガリンと違い、自然界に在る原料と自然な製法で仕上がっただけに動物性とはいえ推奨です。蛋白質を摂取するなら、物質的に良質なのはもちろん、気的にも安心なものをとりたいですね。今までの季刊誌でご紹介させていただいた、人の身体の潤滑剤役、ミネラルも体内に栄養を取り込むためには欠かせません。お忘れなく。二十一世紀を迎えようとしている今、これまでは内在していて意識されにくかった事実が、目の前に顕れてきているようです。大気汚染、環境ホルモン、遺伝子組み換え動植物。数え上げればきりがないほど、問題が山積する状況のなかでも、今回は、母乳に含まれるダイオキシンなどの問題から、乳製品の特集になりました。相性研究所では、気的な面から、人にとって良いものを、これからもみなさまとともに考え、学んでいける会になるよう願っております。今のところ「オール50」が見つかるのは年に数えるほどですが、何かを研究している方、アイデアのある方、初めての方など、土曜会へぜひどうぞ。きっと面白い発見があることでしょう。

*季刊誌「エイトスター」第18号(1999年9月9日号)より
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